TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

8. 困っちゃうんだよなぁ。

コマル(。:句点)シリーズ2曲目です。今、勝手に命名しました。手前味噌ですが可愛くないですか?コマル。

「どんなときも。」は好きなものは好きと言い切る気持ちの現れ、「超えろ。」はそれ以上もそれ以下もなく言い訳がないという意味が込められているようですが、この曲にはコマルにどういう想いが込められているのでしょう。気になりますね。

 

歌詞カードを眺めてみると・・・

でも急に踊ろうと言われても

(困っちゃうんだよなぁ)

なんとセリフにはコマルがありません。

セリフを言っている福田くんの声も誘われて困ってるどころか満更でもなさそうで。

コマルがない・・・コマルナイ・・・コマッテナイ!?

タイトル句点はもしや本当に困っているコマッテイルアルヨー的な??ダジャレ?

 

そんなオチかどうかは置いといて、この曲は聴く側にとってもホント困ったちゃんでして。。。

何がと言うと、いきなり幼女の声で始まる英語。これに尽きます。暗闇の中でこの曲がいきなり流れるとめっちゃビビる(経験談)。目覚ましアラームには向かない曲です。

Smiling3では'98 new version としてアレンジされていて、そちらもなかなかではありますが、イントロのセリフがなく、物足りなさを覚えます。

それほど印象的な始まりですが、歌詞カードに書かれてないので、なんて言ってるのか正解が分からない。困ったちゃん度合いは深まるばかり。

聞こえるまま書くと↓だけど、あってるかな?誰か教えてプリーズ・テルミー!!

 

Listen to mommy and daddy and do what they say. (当社調べ)

 

恋はめんどくさい?と同じように「おかぁちゃん、おとーちゃんの言うことようききや」ってことなんだろうなとは思うけど (ㆀ˘・з・˘) 言うこと聞かない悪い子はいねかー?みたいな、悪い子は魔界に連れて行かれそうなそんな雰囲気を持ち合わせてます。

 

さて。そんなセリフに忠実に生きてきたような真面目クンが今回の曲の主人公です。勉強はできるけど運動とか音楽とかは苦手なモブキャラ(その他大勢)、あるいは押しつけられ委員長キャラのイメージ。心なしかマッキーもわざと下手に歌っていると言うか、主人公のセリフの部分はちゃんと楽譜通りに歌ってもちょっぴり下手に聞こえるようなメロディになってるような気がします。

 

そんなモブくん。なんとコンパに出ちゃうんですよね。二次会がディスコとか時代を感じますが、そこで見かけた片想いお相手は普段は紺の制服みたいなので高校生なんでしょう。モブくん自身は高校生の身分でコンパに行けるような度胸がありそうな感じはしないので、大学生になりたてくらいをイメージしてます。

 

ホントありえなかったんでしょう。彼はこう祈ります。

 

Oh god, oh god   Please tell me how to dance

英語でお願いしちゃうところなんかは真面目キャラそのもの。英語だけでなく漢字も得意なようです。tell me 言うてますけど、踊り方を"言って"教えてもらうだけで踊れるようになるセンスは持ち合わせてなさそうなのに大丈夫でしょうか?そこのところは神様パワーで聞き流すだけでキレっキレのダンスが踊れるようになるのかな。

 

そんなモブくんが愛おしく思えるのも自分に重なるところがあるからと分析しております。我が家も高校生でコンパとか言語道断。いや、大学生だろうと、なんなら社会人だろうと親が知ったら怒らそうです。だいぶハードル低いけど、コンサートに行くだけでも私にとっては革命的な出来事でした。あの時、マッキーのコンサートに行かなかったらこんな楽しい日々を送れてなかったかも知れないというか、想像するのも難しいですね。No Mackey No Life とはよく言ったものです。

 

 

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