TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

08. 印度式

衝撃の2019年のコンサートツアー "Design & Reason" 

まさかまさか印度式が再びライブで聴ける日が来るとは!

2017年のBeliever ツアーでのイカ大王体操第2に匹敵する、いやそれ以上のサプライズでございました。

 

時を遡ること20数年。

'98 It's a LOVELY PLACE!~春だ!桜だ!マキハラ君祭り!!~

マッキー初のアリーナツアーでもあり、個人的にも初めての遠征ということで何かと記憶に残るライブでした。

その中でもなんと言っても忘れられないのが印度式

なんと!マッキーとバンドメンバーさんがそれぞれのイメージカラー(?)の衣装を身につけて印度式を踊る(!)という超目玉企画がございまして、それだけでも伝説のツアーと呼ぶにふさわしいライブでした。

会場は異常なまでの一体感と、若干の戸惑い(笑)が渦巻いていたものと思われます。

 

さて曲はといいますと、『スイカー』のー部分に某洋曲へのオマージュが含まれるなど、マッキー師匠は音楽の守備範囲が広いんだろうなぁと感嘆させられるものに仕上がっています。

掛け合いとか、韻の踏み方とか、こんなの思いつくなんて!と、賢さが垣間見られるポイント満載です。芸人さんがネタを考えるのと似ているのでしょうか?こういうネタソングはやっぱり大阪の血が流れているんだなぁとほっこりします。

歌詞は守るべきゾーンの内側ギリギリを攻めていますが、困っちゃうんだよなぁに始まり、恋はめんどくさい?オオカミ少年、まだ生きてるよ とステップを踏んでいただけに、私的には今回はこうきたか!くらいの印象で、まだ生きてるよ『吐きそう!でも飲んじゃった!』の方がよほど衝撃でした(笑)

だってほら、昔はアイドルはトイレ行かないって幻想があったみたいじゃないですか(笑)シモではなく上からの話ですけど、生理現象の「吐きそう」はまだともかくそれを「飲んじゃった」はイメージ戦略的にアウトじゃないかと(笑)文字色に爽やかなブルーを選んでみましたが、それでは打ち消せない破壊力を当時は感じたものです。今はもう、飲んじゃったの?アラアラ大変!と思えるようになったそんなお年頃です。

 

またもや横道に逸れたので軌道修正しますと、主人公は多くのマッキーソングに出てくるような真面目で控えめという枠にハマった青年です。

最近のぽっちゃりブームだと、この主人公もそのままの自分に自信が持てたんでしょうが、当時は女子ではアムロちゃん、男子では今と変わらずジャニーズ事務所のみなさん達のようにスリムなみなさま方が流行を牽引してましたからね。

そんな人たちは何をやってもかっこいい。

ファンの贔屓目だとしてもキンキラキンの衣装で印度式を踊るマッキーもかっこいい♡♡♡

 

あれ?なんの話をしようとしてたんだっけ?

マッキーのカッコよさに意識を持っていかれて思い出せなくなった(笑)

うーん。この曲は身体のモデルチェンジをオススメしているようで、そうでは無いところもあって、風刺の意味合いがあったり、どちらを選ぶにしても最後は自分の好きなようにと言うメッセージのようにも受け取れます。

どっちやねん!とお思いでしょうが、そこは占いと同じで、実行するのか、やめておくのか、押して欲しい方に背中を押してくれる曲じゃないかな。

使用上の注意をよく読んで

ここはわざと音程を外したように歌っているのかな?心にモヤモヤが残る終わり方なんですよね。このアルバムのテーマはタンポポなのだそうですが、綿帽子が不安定なかぜにのってまだどこに行こうかと漂っているような、気持ちの揺れのようにも感じます。

 

それにしてもなぜタイトルが印度式なんでしょうね?当日インド式エステが流行っていたのかな?今、インド式でググると「インド式計算」ばかりがヒットしてきてどんなものなのかっていう疑問がますます湧いてきました。ご存知の方いらっしゃたら是非インスタにコメントください!

歌詞ではなく、メロディにインド音楽の要素を盛り込んでいるからなのかな?

いやはや、聴けば聴くほどグローバル感半端ないなぁ。