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ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

08.ハトマメ ~Say Hello To The World.

そういえば、マッキー 自身はこの曲をシングルとして発売してなかったという事をすっかり忘れていました。

ハトマメはさんまのスーパーからくりTVの中で結成されたユニット、 The Students のみなさんが歌う番組エンディング曲。
コミカルな歌詞でありながら、R&Bで合ってるでしょうか?とにかくカッコいいアレンジで仕上げられていて、ハトが苦手な私でも大好きな曲です。

番組の中でもファニエスト外語学院は好きなコーナーでしたので、レコーディングの様子とかも番組で観れたのはホント嬉しかった。


EXPLORER の後半はこのハトマメをはじめとして4曲の提供曲がセルフカバーされております。
当時は収録曲を見てマッキーがオーバーワークで自分のアルバム曲を作る時間も無い状況になってやしないかと、心配もいたしました。

提供曲は「その歌い手さんに歌ってもらうために書いたものだ」というような事を常々言っているのでね。4曲も取り入れるって事は依頼された曲作りをこなしながら、自分のアルバム締め切りにも追われるタイトなスケジュールを押し付けられてるんじゃ無いかと、復帰は喜ばしいけど、ブラックなのはミュージックだけにして欲しい・・・なんて思ったものです。

でも今思えば話題の曲を入れることで売上を伸ばそうとしたレコード会社の戦略だったのかもしれませんね。そしてその狙いはヒットいたしまして、前作を遥かに超える売上だったようです。
それに逆にオーバーワーク回避のための配慮だったのかも知れません。
リリースのペースが落ちない事はファンに取っては有り難いのですけどね、やはり長く続けて欲しいので無理はして欲しくない。ジレンマというやつですね。

ちなみにThe Students の歌うハトマメはポニーキャニオンさんからのリリースだったので、EXPLORE の歌詞カードにもハトマメの権利はポニーキャニオンさんが持ってると書き添えられています。使用OKしてくれて感謝感謝です。


さてさて、曲はといいますと、とある外国人がハトの餌をそうだと知らずに食べちゃった話で、止めようとしたのに身振り手振りでは伝わらなかったから、英語を習ってちゃんと言葉で伝えられるようになりたいという少年の決意が歌われています。
その甲斐あってか、ホームステイを受け入れるほどのお家になったわけですが、2番ではそのゲストが奈良に観光に行ってお土産に鹿せんべいを買ってきてくれるという・・・(笑)

多分ですけど、2番でもう1度英語を習おうと思ったのは、相手を傷つけないような言葉の選び方だとか、笑いに変えるようなワンランク上の会話術を身につけたいという事なんでしょう。
この時は、鹿用だと言えずに

食べたその味は人情の味がした

と、感想が添えられています(笑)
食べちゃったんですね。
いや、小麦粉と米糠で出来てるようなので、身体に悪いことはないですが、味はついて無いそうです。

そんな鹿せんべい
実際に奈良公園に行かれた方は体験されたと思いますが、鹿せんべい売り場の周りにはシカ達が待機していて、買った瞬間からクレクレと猛アピールしてくるので、お土産に持って帰るというのは案外至難の業だと思うのですよ。
そんなシカ達の攻撃を交わしてのお持ち帰り。
これは確かに思いやりが詰まってますね。

ラップの部分はマッキーではなくネイティブの方に歌ってもらっているようです。John さんというお名前が歌詞カードの謝辞のところにあったからこの方が歌ってるのかな?

提供曲の方はラストに

Say hello to the world!
I can say it to the world!

を色んな国の言葉で言っていて、日本語ではマッキー が

世界にHello, 僕は言えるよ

と、歌ってるのが聴きどころのひとつですが、セルフカバー版はここがないんですよね。

そのかわり、ネコ語が可愛く入っております♡
最後まで聴き逃せませんので、じっくりお聴きください♪