TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

11.五つの文字

3月も今日で最後。明日からまた新しい生活が始まるという方もいらっしゃると思いますが、ツインタワーズ大絶賛のアルバム『悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。』もいよいよ最後の曲です。

そんなラスト飾る五つの文字ですが、改めて聴くとちょっとアルバムカラーとは異色に感じません?

う〜ん。どこがとは言えないけど、どちらかというと前作に入ってそうな曲だなぁと思って時系列を確認してみると、

めざにゅ〜のテーマソングとして使われていたのが2006/3/1-2007/3/31

LIFE IN DOWNTOWN のリリースが2006年2月22日だったので、時期的には『悲しみなんて』の中でも初めの方に作られたんじゃなかろうかと推測します。

LIFE IN DOWNTOWN tour のセットリストにも加わってたからその印象も強いせいかもしれません。

タイトルの五つの文字は『ありがとう』の5文字の事ですが、漢字でいうと『日日是好日』が歌詞を説明するのにぴったりな言葉だなと思いました。

今日という1日は平凡に過ぎたとしても素敵な事なんだと、あたりまえと思わずに感謝しているというメッセージが込められた歌詞は、決して、君も1日1日を感謝して生きなさい、なんて押し付けはせず、あくまで、僕はこうなんだということを、横ゆれのステップを思わず踏みたくなるような優しいメロディに乗せて伝えてくれています。


「あたりまえ」で思い出すのは『君は僕の宝物』ですけど、今回の曲では恋愛の枠を超えて、人生観を捉えていて、青臭さ(←これもまた魅力ですが)が抜けて成熟した印象です。

ありがとう。大切な言葉だと小さい頃から教えられてるはずなのに、何にでも感謝の気持ちを持つことって難しいですよね。それこそ悟りの境地に立たないと真の意味では理解できないのかも知れません。

そういえば、小学校の頃にオアシス運動ってやってましたよね?これって地域柄や時代によるものなのかな?
親指を隠すのもそうだけど、狭いと思う日本列島なのに、共通する文化もあれば、地域特有の文化もあって面白いなぁって思います。

ライブツアーで、遠征できた時も、地元しか行けなかった時も、ご当地特有のMCがあると嬉しくて、観れないと“ぐぬぬ”ってなるけど(苦笑)それもまた思い出なんだと思って、参加したファンの方の感想を読んで参加した気分を味わうのもまた一興です。

ライブはナマモノだから、一期一会なマッキーをまた表現して欲しいなと思います。