01.Theme for Lovable People
槇原敬之第二章最後のアルバムはデビュー25年目、20枚目のオリジナルアルバムとして発売されました。何かと区切りのいい数字が並んでいます。
前回のあるみちゃんのレビューにもあったように、2人ともマッキー熱が再び上がったアルバムです。
例えるなら、大好きだった幼馴染の男の子と再開してまた恋に落ちるみたいな。
まさに
IT'S TIME TO FALL!!
(槇原敬之 Fall)
レビューを書いてて「こんなにいい曲だったんだ!」と気づいたスルメ曲もたくさんありましたが、このアルバムは一口でテンション爆上がりになるスイーツ曲が詰まったお菓子箱です。
マッキーは Believer から第三章って言ってたけど、個人的にはラバピーこそ第三章の始まりって思うんですよね。本編でなくとも序章ではあると。
このアルバムが出る前は「昔の曲でツアーして欲しいなぁ」なんて思ってましたが、ラバピー聴いて、「昔の曲でいいなんて思ってごめん!」と、めちゃ反省しました。
槇原敬之の才能はまだまだ溢れていました。
(もちろん、その後開催された2018年の Time Traveling Tour もめちゃ良かったです)
そんなわけで、ラバピーのツアーは本当に楽しみで楽しみで仕方なく、久しぶりに何公演も(とは言え、ガチな皆様と比べるとまだまだですが)槇友さんと一緒に申し込んだし、10年ぶりくらいに学生時代からのお友達とも地元の公演に行きましたし、DVD ももちろんフラゲ。
そんなトキメキいっぱいのアルバムの1曲目はTheme for Lovable People でございます。
15枚目のアルバム「悲しみなんてなんの役にも立たないと思っていた」以来のインストゥルメンタルでの始まり。最終曲の Alone の一部が盛り込まれています。
この Theme for Lovable People って夜明けとか芽吹きのイメージがピタッとハマるというか、植物の成長を定点カメラで早送りした映像とかが脳内に浮かんできます。
そういう意味ではドンクロぽっくもあるんですけど、ラバピーって曲のバラエティに富んでて、全部シングル曲でもいいんじゃない?(ある意味ベスト盤的)なんて思いますが、イントロ曲を入れることでまとまるマジック。
そして、2曲目のミタテへと続いていくわけです。
これまた名曲でして、書きたい!と手を挙げたはいいものの、この曲の素晴らしさを伝えきれる気がしなくてちょっと困ってたりします・・・(笑)