TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

7. NG

世間様にはあまりこの曲がデビュー曲だと知られていないようで、マッキーも自虐ネタに使う事もありますが、いやいやスルメ曲ですよ?

 

ん?褒めれてないかな??

 

ちょっぴりアダルティな歌詞に背伸びを感じるところも何気に萌えポイントだし、

カップリング曲のRAIN DANCE MUSICにも出てきた、「髪」や「雨」といったマッキーワードもきっちり入っていているし、

エレキギターは贅沢にお二人の方が担当されてて、泣きがたまりません。

 

こんなに素敵ポイントがあるのに目立たないのは何故なんでしょうね。

強いて言うなら、サビが分かりにくいところ?

 

ちなみに私のスルメポイントを紹介しますと・・・

 

まずは"私電の高架下〜"のところのファンファンファンという音。

 

1番でも鳴ってますが、ほんのちょっとだけ2番の方が大きく聞こえる気がしません?

夜の歩道に車輌の明かりが規則的に映る様が目に浮かんでくるんですよね。

 

そして「ボタンがとれているだけで着れないシャツ」。

 

一緒に住んでいた時はボタンがほつれても彼女が付けてくれてたんでしょう。

ボタン付けなんてちょっとの手間なのに、案外面倒なので放ったままにしてる主人公。

そのシャツの状態が、彼女との関係に重なります。

 

ボタン付けをしてくれたのも、喧嘩した時に折れてくれてたのも

きっといつも彼女の方で、それを当たり前と思っていんだろうなと想像します。

だからいよいよ彼女との仲が拗れたときでも、未練をかかえたまま行動を起こせずにいる。

 

歌詞カードをみると、部屋で何やら物思いにふけっている主人公。

机の上にはマグカップと封筒が見えます。

切手は貼ってあるのに消印のないそれには、遅すぎたと思って投函できずにいる思いが綴られているのでしょうか。


他にもラストの雨の匂いにどういう意味を込めてるんだろうとか、

なんでフェードアウトせずに、プツリと終わらせたのかなとか、

なんでシングルのジャケットに使われてる絵はRAIN DANCE  MUSICの方の挿絵になったのかとか、

 聴けば聴くほど考えさせられる名曲です。

 

 

 

 

 

 

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