10. 僕は大丈夫
バラードはマッキーの声がたまらんのです。だけどもこの曲は格別に、ちょっともう、なんでこんなにイイ声なのーと叫びたくなるくらい弾き語りで聞きたい曲でございます。
歌詞はこれといった捻りはなく、シンプルに木訥な思いが綴られていてそこがまた味なのですよね。
Are you OK? が出た時に「人って大丈夫?って聞かれたら大丈夫じゃ無い時ほど大丈夫って答えちゃいますよね」みたいな事を言ってたように思いますが(記憶定かで無い)、この主人公も、まるで自分自身に言い聞かせるかのように「僕は大丈夫」と言うのです。
いやいや、全然大丈夫じゃ無いがな。こんなシーンに出くわしたら弱ったところにつけ込みたくなりますよ?
確かに 気持ちに蓋をして我慢しても幸せになれないかもしれないけど、自分が幸せにするという気概が欲しいような、優しいままでいてほしいような。
この次は「どんなときも。」なんですけど、「好きなものは好き」 は夢の事を指してるんだと思いますが、この順番で聴くと、この曲の彼女にもちゃんと好きだと言える自分でありたかったという後悔というか、戒めのようにも思えてきます。