TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

8. 涙のクリスマス

君三部作の集大成だけあって、このアルバムはアレンジが他の2作と比べても遥かに技巧的なんですが、この曲は少し前作までの匂いがします。

 

彼女のために用意していたプレゼント。

少女漫画なら、一緒にいたグレーのジャケットの彼は実は兄とか従兄弟とかのオチが付いてくるから渡してみたら良かったのにとも思うんです。

中身は何だったんだろうな?指輪とかネックレスかな?と思ってた当時の疑問は15年の時を経て解かれました。

 

それは、赤いマフラー (勝手ながらアンサーソングと思ってます)

 

彼女に似合うと思って赤いマフラーを用意してたけど、実際に彼女が巻いてたのは白いマフラー。

この白いマフラーは隣にいた彼からのプレゼントなんでしようかね。

 

主人公と彼女の関係はハッキリとは書かれてないけど、クリスマスイブの直前にフラれたのか、二股発覚してこの後別れるのか、主人公がバブルの頃に生息していたという貢くんだったのか、それとも恋人未満の友達でクリスマスに告白しようと思ってたのに諦めたのか。

彼女的にも主人公からの告白待ちだったのに、他に恋人がいると勘違いして諦めてそのまま疎遠にしてしまった。そんな妄想も膨らみます。

昔の雑誌を見直したらシチュエーションに触れた記事があるかなぁ。赤いマフラーのレビュー担当はどちらがするかまだ決めてないけど、それまでに少しリサーチしておこう。

 

 

この曲にまつわる思い出を少し。

高校2年生からは文系と理系でクラス分けがあったので、違う芸術科目を選択してても同じクラスになれたんですね。

ある時、音楽選択組に曲弾いて提出せよという課題が出たようで、マッキーの曲を弾きたいから楽譜持ってないかと聞かれて、なんちゃってしか弾けないのに弾いてみたくて買ってあった楽譜を貸した事がありました。

 

楽譜に載ってた曲の中で選ばれたのはこの曲。

 

我が家にも姉が買ったキーボードはあったので自己満足程度に弾いてみたりはしましたが、提出用にテープに録音された課題をウォークマン(じゃなかったかもだけど)で聴かせてもらうと、エレクトーンで弾かれていて、神聖さを感じるような美しさでございました。両手だけでなくて足まで使うとかもう神業です。

数年後に一緒に行ったクリスマスコンサートでこの曲が聴けたときは感動も倍増でした。

これからもずっと一緒に、と誓いあったあの日の約束はちゃんと果たしてもらってます。

 

これがもし男子との思い出だったら確実に惚れてますよね。

次のアルバムツアーもまた一緒に行こうと約束してるので、その機会が巡ってくることを切に願っております。どうかまたコンサート行けますように。

 

そう言えば今日は25日であとちょうど6カ月でクリスマスですね。

 

毎年、今くらいから10月くらいまで「今年こそクリコンないかなぁ」と淡い期待を抱いては残念の繰り返しでしたが、今年はもしやと早い段階では例年以上に期待してたんですけどね。どうやらこの曲を聴きながら過ごすことになりそうです。それもまた良いかなという気持ちにしてくれる曲です。

 

 

 

 

youtu.be