2. RAIN DANCE MUSIC
デビューシングル「NG」のカップリング曲。想いの届かない気持ちが大人っぽいサウンドで表現されています。2番のサビが繰り返される前の間奏とかカッコよすぎじゃないですか？
マッキーの歌詞には天気（雨、太陽、曇り、雪など）や髪がキーワードとしてよく登場するように思います。後々の曲でこの歌詞は神！と思う曲にもちょくちょく出てきますがですが、改めて聴くと初期の頃から使われてるんだなぁとしみじみします。
「水溜りに映る雲さえ流れた後」であったり、「少し眠いプールの帰り道（子供たちがプールではしゃいで体力の限界まで遊んだ事が目に浮かぶ）」など、素敵な表現が散りばめられていて素敵な一曲です。言葉の選び方がヒカってますね。
近所にCDショップが無かったのもあって、このアルバムが買えたのは高校生になってからでしたが、当時は「今じゃすたれたわけで髪を切ったばかり」の「すたれた」という歌詞の意味がよく分からなかったんですね。
この年になると彼女の元彼に対する気持ちなんだろうなと思うけど、若かりし頃は気持ちが離れていくことを「すたれた」と表すことがピンとこなくて、
大阪の方言なのかな？
とか
マッキーが16歳になった1985年。80年代前半に流行った聖子ちゃんカットのブームが落ち着いた頃と時代背景を入れたかったのかな？
とか
明後日なことを考えていましたw
10代とか20代前半の若者の表現じゃないと思いませんか？凡人と才能ある人の違いはこんなとこにも潜んでいるのです。そして、年を重ねて初めて気づく。改めて聴き直す事で新たな発見があるのもマッキーの曲の魅力です。Time traveling tour 2nd seasonやって欲しいなぁ。
さて、話題はかわりますが、若かりし頃のマッキーは「世の女子は好きな人の好みに合わせて髪型を変える&失恋したら髪を切る」と思ってたのかな？と感じる歌詞がこの後にリリースされた曲にもちょいちょい見受けられます。女子だけじゃなくて男子もだけど。恋の相手毎に髪型やファッションや見た目を変えて気持ちをリセットみたいな。
芸能人は見た目のキープやイメチェンもお仕事の一環だから無いとは思いますが、マッキー自身も髪型とか変えてリセットするのかなぁと思うと妄想の世界が広がります。妄想を語り合う会を開きたくなります。
それでは妄想にふけながらまた明日！
