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ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

06. 恋する心達のために (Album Ver.)

みなさまミュージカルはお好きでしょうか?

2012年4月から5月にかけて東京大阪で催されたミュージカル「コーヒープリンス1号店」

マッキーがテーマソングを書き下ろしただけでなく、主役は山崎育三郎さんと高畑充希さんだったんですよ!

マッキー絡みでなくても観に行きたかった。

当時のの私をタコ殴りにしたい。。。なぜチケット取らなかったのかと。

うぅ.°(ಗдಗ。)°.

制作発表の記事が残っていたのでリンク貼っておきますね。

そしてこちらは当時の記事↓

『目に見えるものがじゃまをして素直に自分の気持ちに従えず、相手に想いを伝えることができないもどかしさ』、そんな心が抱えた矛盾みたいなものを客観的に歌っているような感じになっています。
WEBザテレビジョン2012/4/13

ちょっと奥さん「もどかしさ」ですって。

名曲のにおいがしません?

今まで会った誰とも
まるで違う君に
恋をしてる自分を
認められれば楽なのに
何が変わってしまうのか
何を失ってしまうのか

少し長めに引用しました。
出だしから、苦悩する主人公。

ミュージカルで4人の思いが交錯するシーンを表現したという歌詞はどこを切り取っても素敵で、色んなしがらみや他人の目を気にせずに心のままに愛する人と心を通わせることができたらどんなにいいだろうなと苦悩する姿が、聴く人の心を揺さぶります。

月よどうか今だけ
何処かに隠れて
束の間の暗闇をください
目に見えるものに邪魔されて
大切なものを見失いそうな
僕らの心のために

自分の気持ちに素直になることで、ハッピーエンドを迎えられるというのは、物語だからこそというのもあるでしょう。

残念なことに現実世界では、自分たちの心に従って生きていこうとすると却って生き辛さが増すことも多々あります。

恋にもそして人生にも後悔しないために

自分が何を一番に大切にしたいのか

考えなくても幸せならそれに越した事はないのになと、

この歳になると、もどかしい恋をしている主人公たちに自分を投影して共感するよりも、頑張れと応援したい気持ちの方が大きくて、

10代とか20代のうちにこの曲に出会ってみたかったなぁ、なんて思います。



さて。恒例?のバージョン違いについてですが、その違いを語れない私をお許しください。

うぅ.°(ಗдಗ。)°. 今回は嘆いてばかりです。

という訳で、マッキーの言葉を引用すると

今回のアルバムバージョンは、シングルバージョンよりもちょっと夜中の密な感じにしてみました
公式ページ セルフライナーノーツ

密?
密な感じってどんな感じなんでしょう?

三密は回避しないとですが、心の密はこのご時世でも大事なものです。

アルバムバージョンからは未来に向かって前に進んでいく明るく爽やかな印象を受けました。

夜中の密というと、ちょっぴりアダルティな雰囲気(ジャズとか)なのかしら?と思ったんですが、そんな感じはせず。

やはりここはシングルverを聴いて比べなさいということですね?

ちなみに高畑充希さんがご自身のアルバムの中でカバーされてて、そちらは何とももどかしい、恋の苦しさがググッと伝わってきてこれまたたまらないです。

色んな想いが交錯してるからこそなんでしょう。
同じ曲でもずいぶん印象が違うんですよね。

それもまたこの曲の魅力。

ミュージカルまたやって欲しいなぁ。