TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

08. まったくどうにもまいっちゃうぜ

『まったくどうにもまいっちゃうぜ』

いやはや日本語って終助詞の一文字でガラリと印象が変わりますね。

普通なら『まいっちゃう』とか『まいっちゃう』とかを付けると思うんです。

それを

『まったくどうにもまいっちゃう

どんなときも。のサビをマッキー自身が「ダサい!」と思ったという逸話?は皆さんも知るところだと思いますが、それに輪をかけて・・・・ゴニョゴニョ

「ゲットだぜ!」ってサトシくんが言いながら捕まえるモンスターも長らく人気だけども、日常であんまり聞かないのはここが関西だからとか、若者世代ではないからとかじゃないと思いたい。


『非日常』を匂わせるタイトルでございます。

・・・レビューの展開が強引なのは自覚しています(笑)


この曲は非日常が突如襲ってきた3.11東日本大震災後がテーマのようですが、言われなかったら気づかない。単なる応援ソングっぽく仕上がっています。

マッキーがこの曲を書いていた当時、偶然インターネットラジオ槇原敬之の神宮前ヴェランダスタジオ)に届いたリスナーからのお便りが届いたそう。

こういう気持ちはあの場所を体験した人が言うことに価値があるように思えて。
(公式ページ セルフライナーノーツ)

マッキーのこの言葉には激しく同意。
しかしライナーノーツにはこう続きます。

あなたが僕に言ってくれたから、それを聞いたということで僕はこの曲を書かせてもらうよ!

辛い経験をしたリスナーさんのお便りはとても真向きで、そう思うことで自分自身を鼓舞されていたのかもしれません。嬉しい言葉はきっとそのリスナーさんにも届いたはず。
この一連の流れを上で引用したセルフライナーノーツに書いてくれています。
是非、読んでみてください。

経験してない人からの言葉だと、綺麗事になってしまう面があるけど、実体験者の言葉は重くて深みがあります。
だからこそ、マッキー自身の思いではないけれど、その方の気持ちを歌っているんだと、それを知ってこの曲を聴いて欲しいなって思います。
(なので、このセルフライナーノーツいつまでも公式HPで残して置いて欲しいです)


さて、曲調はというとアフリカンな感じがするのはパーカッションが印象的だからでしょうか。
冒頭には観客の歓声が聞こえてきて、サッカースタジアムにでも迷い込んだかな?なんて思ってみたり。

びっくりしたのはオーケストラコンサートのcELEBRATION 2015 で歌われたこと。
一聞するとオーケストラとの組み合わせは想像し難いですけど、コーラス隊や会場との一体感が半端ない。

まりえさんやオケのパーカッションもとても素敵です。

そう。固定概念を吹っ飛ばすような

なんだか力が湧いてくる

まさに!って感じてもらえること請け合いです。
(DVD やBlu-rayが発売されているのでCDだけでなく是非聴いて欲しいな)