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ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

01. Introduction ~Believer's Theme~

ツインタワーズの2人で仲良く分け合いっこして書いてるレビューですが、Believerへの愛が溢れてしまって(私が割当を間違えて書いちゃったというのが実際ですが:笑)今回2人とも書いてます(汗)

9月と言うのにまだまだ暑いですよね、と、残暑のせいにしてみたり(笑)

はい。私が間違えましたごめんなさーい。
なのに、こちらにリンク貼ってくれる優しさが沁みる(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
このお詫びはいつかどこかで!

そういう訳であるみちゃんもレビュー書いてくれているので、そちらも訪れて見てくださいませ。

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ついにBelieverまで辿りつきました、ほぼ全曲レビュー。

めちゃ最近のアルバムの様な気がしてましたけど、リリースはもう5年近く前なんですね。

本作は槇原敬之第三章の幕開けという触れ込みでしたが、個人的な感触としては前作 Lovable People から変わった感じがしました。

どこがと聞かれると明確には言えませんが、なんかこう第六感的なとでも言うんでしょうか。

あるみちゃんもそんな印象だったみたいでシンパシー感じます。
単に好きなアルバムが被ったと言えばそれまでなんでしょうけど。

そんな2つのアルバムは構成が似ています。

  • 1曲目はアルバムをThemeにしたインスト
  • 全13曲
  • 中盤にカバー曲
  • 後半にドラマ主題歌
  • アルバム表題曲は無し

全体的な曲の並びの波形と言いますか、盛り上がりのパターンがとても似ていて、この2作で第二章と第三章を線引きするのはいくらマッキー本人が言っていてもスッと納得するわけにはいきません(笑)

誕生日が来てひとつ歳をとっても昨日までの自分とそんなに変わらないように、第二章から第三章への転換も別の誰かになるわけで無し、きっかり区切れないものなんでしょう。

そういえば、第一章と第二章の区切りはマッキー自身がUNDERWEAR までと言ってたり、Cicada まで/太陽からと言ってたり曖昧でした。

今回から第三章だとリリース前の時点で宣言されているから「そうか」と思うけど、新しい試みをしたり、音楽を追求する姿勢、楽しむ姿勢はこれまでのアルバムでも毎回随所に垣間見られていて、新鮮な驚きと感動があったので、言われなければ気づけなかったかも知れません。

後から槇原敬之の歴史を振り返るとやっぱり第三章はラバピーからだったとか、これから未来に出るアルバムからだったねとか、ご本人も思ったりするかも知れません。


さて、ここまで曲の紹介が全くできてないので最後にちょっとだけ(笑)

出だしは宇宙船に搭乗しているような、近未来的な不思議さがあるんですが徐々に懐かしさがか感じられるアレンジになっています。

前作のラストを飾ったAloneであるみちゃんが感じた浮遊感をこの曲でも感じる事ができます。

一方、これまで違うところと言えば、今までのインストはアルバム内の別の曲を取り入れたものでしたが、今回はそうでは無く、イチからテーマソングが作りあげられている点。
(そんな事ないよーあの曲と同じメロディがあるよーってご指摘お待ちしてます)

じゃあBeliever のテーマって何よ?と言いますと、コンサートでアルバムタイトルに込めた思いをマッキーが語ってくれてました。

上手く理解してお伝えできるか不安ではありますが、信じてとか信じてたのにとか人に対する信頼を言っているのではなくて、畏怖すべき存在を信じてますか?畏れるべき存在を心に持って正しく生きてますか?そんな問いかけをしているのだと、例えとして子供の頃に誰もが一度は聞いた、悪いことをしたら閻魔さまに舌を抜かれるって話をしてくれていました。

嫌なことをされないように正しく生きようとか、良いことが自分に返ってくるのを期待してとかではなく、純粋に誰かのためを思って正しい道が選べるのが理想なんでしょうけど、その域に達するのが難しいからこそ、世の中に教訓とか、御伽噺の中で匂わせるとか、鬼や神さまと言った畏怖の存在を作り出すんでしょうね。

そんな畏れを信じて正しく過ごしているのがBeliever。


このインストからは大自然に対する畏怖と信じる事で得られる安心感を感じました。

第三章はラブソングとライフソングが融合した槇原敬之をお楽しみ頂けるんじゃないかと思います。

ライブDVD/Blu-rayも出てるのでCDだけでなくそちらもオススメです!