TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

01. 朝が来るよ

このほぼ全曲レビューを始めたときはゴールは果てしなく遠そうだったのに、振り返ればあっという間だった気もします。

今回のDesign & Reason は間にTime Traveling Tour を回っていた事もあってか、2年2ヶ月ぶりのオリジナルアルバムでした。

ツアー終わってから4ヶ月で作ったんですね。10曲は歴代のアルバムの中でも少なめではあるけれど、名曲揃いです。

制作秘話が音楽ナタリーさんで語られてるので、ぜひ読んでみて下さい。

そんな名盤の1曲目。今回はイントロダクションなしでいきなり曲で始まります。

先ほどの音楽ナタリーのインタビューにありましたが、なんと!?この曲、Believerのイントロに入れたかった断片的な歌詞があったのを時期が来るまで温めてたそうな。

どこなんでしょうね?気になりますね〜

50を過ぎた友人に
どんな気持ちか聞いたときに
出来ることと出来ないことが分かるから
楽しいと笑ってたっけ

50歳になるのが楽しみだったと言ってたマッキー。
50歳を目の前にして、感じること、考えることも変化してきたのかも知れないですね。

そして、変わらないところ。

それは・・・

風景から心情を描くテクニックですよ!

それに透明感のあるコーラス!
ボーカルがちょっぴり鼻声だけど、それもまた寝不足のまま朝を迎えただろう主人公の様子に重なってよろし、です。

24時間のバーガー屋の馬鹿みたいに熱いコーヒーを
少しすすって車の屋根の上に置き
ポケットに手を入れる

今回、これを書くまで全く疑いもせず(あっ、デジャブ感)ポケットに手を入れて鍵を取り出すんだと思ってました。

2019年、スマートキーは普及してただろうし、お釣りをポケットにしまったのかな?
電子マネーはまだそんなに広まってなかったですよね。

それとも、寒かったのかな?
明けの明星が観れたのは2018/12月〜で、マッキーが歌詞を書いてた2018/9月頃観れたのは宵の明星。

リリースされる2019/2月をイメージして書かれたんでしょうか。

明けの明星と月だけが
消し忘れたように光ってる

星の見えない都会でも、朝は平等にやってきて、それまで闇に隠れて見えなかったものが見えてくる。

自分の行きたい場所に行こう
正しくても間違っていても

正しいと信じてたものが実は間違ってたとしても・・・という事なんでしょう。

Believer にも次の宜候にも繋がりがあるような言葉。

宜候はもしかしたら第4章になるのかな?なんて思っても見たけど、改めてDesign & Reason を聴くと、あぁとっくに方向は定まってたんだなって感じを受けました。

宜候が待ち遠しいからこそ、これまでのアルバムを聴き返すってのは良い事だなって改めて思う今日この頃です。