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ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

05. 特別な夜

タイトルに騙された〜

いやいや勝手に恋愛ソングだと期待してただけなので、騙されたも何もないんですけどね。

「夜」と曲名の最後につくマッキーソングは、シングル曲の「花火の夜」をはじめ「満月の夜」、「君の声を待つ夜」と名ラブソングのオンパレード
(「明けない夜が来ることはない」などは途中に"夜"なので除いています)

特別な夜もラブソングでしょって期待するってもんです。

しかも聴き始めると、疾走感あふれていて、若者パワーを感じちゃいます。

甘酸っぱい学生時代の恋心が綴られている予感♡

ドキドキしてると聞こえてくる歌詞は・・・

海外暮らしに運送業
正月以外に休みないやつ
靭帯2カ所も切ったやつ
ペースメーカー入りのやつ

ラブソングちゃうんかーい!(大ハズレ)


そんなツッコミをしながらも、50代のリアルな日常と友情のストーリーを聴いていると一周まわってギャップ萌えしてくる不思議(笑)


90年代中旬ごろのマッキーは「等身大の若者」と評されてましたよね。

しみじみいたします

確かその頃のTVの音楽番組で24歳の等身大歌手としてマッキーと森高千里さんが特集されてたと思うんですけど、記憶があやふやだったので調べてみたらMJ -MUSIC JOURNAL-(1994.03.09放送)の「特集・森高千里 槇原敬之にみる24歳の肖像」だったみたいです。

良かった記憶の改竄じゃ無かった(笑)

番組では何曲か流れてましたがもう恋なんてしないにでてくるような「ヤカン」だとか「ゴミ箱」だとか平凡な日常を代表するようなワードを巧みに重ねて、どこにでもいそうな主人公は当時の若者代表・・・そんな内容だったと思います。

そこから四半世紀以上が過ぎて、森高さんはいつまでもオバさんになりませんが(憧)
マッキーの歌詞にでてくる主人公は我々と同じく着実に歳を重ねてますよね。

仲間の一人の一周忌
今日の昼間に墓参り

悲しみは悲しみのままでに続いて死を扱った曲だけど前向きになれる曲に仕上がっていて主人公たちの絆が羨ましいです。

アルバムPHARMACYに収録されているOCTAVERSの何十年後かみたいな世界だなって思いました。

OCTAVERSはあるみちゃんのレビューでもあったようにオクターブ上を表すマッキーが作った言葉なので、Google翻訳かけても日本語変換されません。

成長した奴らって意味なんだってラジオか何かで説明してくれてたように思います。

1オクターブ上の音は周波数が2倍になるんですって。
リリースされた頃は若者だった私も記憶力が1オクターブ下(1/2)に低迷した今となっては成長著しい若者のキラキラ感が眩しい曲になりました。

そんな懐かしい気持ちに浸りながら

♪ラブソングが聴きたい
気持ちでいたけれど
そうじゃないって気づけた
特別な日だった♪

思わず替え歌を歌ってしまう
いつもと変わらぬ1日でした。