TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

08.この傘をたためば

Lovable People tour では「雷が鳴る前に→この傘をたためば」と感動に打ち震えるセットリストになってました。
後半の日程では桃や花水木に入れ替わったみたいですが、いずれのパターンもマニア垂涎でございます。

しかしながら、正直言うと、数少ない skip してしまう曲・・・だったりします。
ランランラン♪とステップ踏む方でなく、▶︎▶︎マークをポチりとしてしまう方の。

誤解のないように書きますと、好きなんですよ。エンドレスリピートで聴ける程に。

矛盾する行動の原因は、完全に雷が鳴る前にが好きすぎるからなんだと自己分析しております。

雷がひどかった
あの夜と同じように
屋根のない公衆電話から
もう一度話したい

雷が鳴る前にのアンサーソングとして認知されているこの曲。
あんなに大切だと思っていたのに別れが待っているというのが切なすぎてつらい。
凹んでしまうので、ついポチっとなしてしまうのです。
だけれども、感情豊かに歌い込まれていて、魅き込まれる曲であることも確かなのです。
ギターのフィンガリングノイズって好きなんですが、この曲では心の軋みみたいに一層切なく聴こえてくるのもイイ。

だけども、それ故に主人公が自分に酔っているようにも思えて、離してはいけない人の手を離してしまった主人公を愚かだなと思う気持ちも否めません。
雷〜ではあれだけ純朴だった青年がどうしてこうなった?と小一時間議論したい題材です。

I'll give you my umbrella.
If you really need it.
I don't care, cause I really care.
※コーラス部分は歌詞カードに無いので間違っている可能性有

この傘をmy umbrella としているとこも引っかかる点なのかも知れません。
(これを書いていて、僕が一番欲しかったものが苦手なのもこの辺りが理由のような気がしてきた←玉子投げられ案件である事は重々承知してます、ハイ)
傘が何を象徴しているのかは分からないけど、少なくとも主人公は2人のじゃなくて自分のだと思っている(と思われる)。

別れる時に「君が本当に必要なんだったらあげるよ」って言うものって・・・何だろう?お金?

我ながらもっとピュアな発想できないものかしら(笑)
いや、お金は大事なのですよ。マッキーのCD買うのも、ライブ遠征に行くのも、お金と時間と機会があってこそ。

それはそれとして、他に思いつくのは、人脈?僕の知り合いだけど、君の味方になってくれる人だからあげるとかでしょうか?
それだと彼女だけでなくその人に対しても上から目線だし、流石に違うか。
んー後は地位??
君と出会ってから積み重ねてきたもの全部??
あーこれ、国語のテストに作者の意図を書きなさいって問題出されたらマル貰えないやつだ。

でも難解な問題ほど、印象深くて、解きたいと思う気持ちを掻き立てられるのですよね。
もしかしたら、実は答えのないトラップにまんまと引っかかってしまっているのかも知れません。

お聴きになる際は細心のご注意を。
(ここの意図は「どうせマッキーワールドにハマるから注意しても無駄よ」です:笑)