TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

03. 24hr Supermarket

アルバム太陽に収録されたOrdinary daysでは、特別不幸なんかじゃないこと、日常の中の幸せをちゃんと感じられる心でいる事の大切さ、そんな概念的な事が歌われていましたが、この曲はまさにその日常の中の幸せとはどんなものか、その具体例が示されています。

ぴゅーん・ぴゅーんと言う電子音はまるでスーパーマリオのジャンプみたいで、ゲームのような楽しい世界観が広がっています。(あれもしやダジャレ?)

24時間開いていると言うのはいざと言うときありがたい。
コンビニもそうですけど、スーパーだと床面積も商品の種類も格段に多くて、陳列棚が大きな迷路みたいで、外国のスーパーとか特にわくわくします。

Let's go to the 24hours supermarket
大きなカートを押しながら
うちの近所でできる世界旅行

コロナ禍だと海外どころか国内旅行もままならなくて、最後に海外行ったのはもうかれこれ・・・と遠い目になりながら残した写真を引っ張り出してきたらまだ3年前でした。

なんかもう10年くらい前な気分です。1年が過ぎるのが遅い。歳をとると一年一年が早く感じられるものじゃなかったですっけ?今は一日千秋の思いで再復帰を待っているから余計長く感じるのかな。

マッキーのコンサートや新曲発売の楽しみに匹敵するものはなかなかないけど、
海外行けなくても、N700s やひのとりに未だに乗れなくても(電車好き)ちょっとした買い物で気分上々になれると言うのは分からなくもない。
でも行き慣れたスーパーよりも、旅先のスーパーって地元の名産とか、珍しいものも売ってて楽しさは倍増なんですよね。

この曲の核はどこに行くかではなく、誰と行くか、なんだよって事なんでしょうけど、ごめんなさいやっぱり、たまには非日常を感じたいと思うのはまだまだ修行が足りない証拠なんでしょう。


さて、曲の中の2人は君の運転で?一緒に出かけたスーパーですが、君は興奮して売場に駆け出しちゃうわけです。

ばったり出会ったのは
缶詰売り場の前
君は僕の 僕は君の
好きなものを持ってて
あんまり嬉しくて笑っちゃうよ

素朴だけどなんて初々しくて素敵なエピソードなんでしょう。
賢者の贈り物の夫婦やチャーミーグリーンの夫婦のような将来オシドリ夫婦と言われるようなカップルになるんだろうなぁって思います。

妄想シスターズの二つ名を持つツインタワーズとしては、分かりやすいダイレクトな歌詞よりも匂わせや仕込みのある歌詞の方が好み(よね?)なんですけど、これくらいからこの曲のように聴き手が理解しやすい優しい歌詞が増えてきたように思います。


超ポップなナンバーで、ステージで歌う姿も激カワでした。
なんだか、最近のコンサートでも聴いた気がするのに、晴天ナリツアー以外で歌った記録が見つけられないんですよね。
夢の中ででも見たんでしょうか?(笑)

ちなみにこの曲で妄想するなら、お互い手にしていた相手が好きなものって何だろう?です。
私の想像だと白桃の缶詰とスパム缶です。白桃の方は目玉コーナーに積まれていたのを手にとってみたものの、他のメーカーのもあるかな?と思って缶詰売場に行ったら、君がスパム缶を1つ手にとってもう一個買うかを真剣に悩んでいた・・・というストーリーが浮かびます。

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