TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

07.とりあえず何か食べよう

アレンジからどことなく昭和の香りを感じる一曲。

ねぇ さっきからずいぶん
荒れてるみたいだね

歌詞はこんな風に言葉をかけてくれるところから始まります。

スクリーンの向こう側にいる主人公に想いを重ねられる曲が多い中、聴き手自身が曲の登場人物になれる、そんな曲。
マッキー が直接自分に声をかけてくれている気持ちになれるんです。
ブラウン管ならぬ、スピーカーからマッキー が飛び出してくる感じ。

お腹が空いてイライラするなんて皆さんも一度や二度と言わず体験してますよね?
そんな、誰もに当てはまるシチュエーションを通じて、歌い手と聴き手の居る世界を繋ぐ・・・そんな試みがなされた曲のように思います。

コンサートに行くとマッキー ファンの年齢層って幅広いなーと感じますが、それでもやはりマッキー と同じ年代をピークに正規分布をしていそうなので、その大部分は私と同じ昭和生まれと推測。
そうだとすると冒頭に書いた昭和の香りに懐かしさを感じる方は多いのではないでしょうか。
そんな懐かしいメロディを取り入れているところも同じ空間にいると思わせるための仕掛けなのかも知れません。


お腹が空いたという状況はファミレスでもありましたが、そちらは物語仕立てになっています。
ファミレスのレビューでも「とりあえず何か食べよう」の方が好きと書きましたが、とにかく空腹を満たそうぜ派なので、ゆっくりファミレスに行こうと言われるよりも、とりあえず何か食べようと言ってくれる方がいい(笑)お腹空くと集中力やらやる気やらが普段よりだだ下がりするんですよね。

これが野生の肉食獣だと、お腹が空いてイライラするという身体の変化が狩猟本能を掻き立てているんでしょうね。彼らもまたもしかすると命を奪う事への罪悪感を持っていて空腹を感じることはその罪悪感を少しだけ薄めてくれるシステムなのかも知れませんね。
無駄な殺生をせずに、必要な分だけを狩り、必要な分を食べる。
人間だってスーパーに行く時に満腹だとお菓子とか余分に買っちゃうという事がない。

3大欲求のひとつと言われいる食欲ですから、空腹はある程度は満たしておかないとイライラするというのは真理。お金があれば好きなものを好きな時に食べれるというのは幸せな事ではありますが、食べ過ぎもまた健康によろしくないのでね、何事もほどほどに。

そんなわけで、今回も上手くまとまらなかったけれどw
1日3回食前に槇原敬之の「とりあえず何か食べよう」オススメです。(聴きすぎかしら?)