TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

06. 鋭く尖った細い月

何でも必死にやってきた
かたっぱしから飛びついた
やって良い事と悪い事
そうやって学んだ10代

(たぶん学校の)プールに夜中に忍び込むちょい悪?な青春ストーリー。

だいたい何がダメな事で
一体何が良いことか
ノートに書き写すだけじゃ
分からないだろう?

経験しないと分からんもんだって事なんでしょうが、「困っちゃうんだよなぁ。」の主人公に似た学生時代を過ごしてきた私からすると、やってみなくても分かるでしょ!?ってツッコミが喉のとこまで出かかってますけど、
ダメな事=「悪いこと」ではなくて、「自分のためにならない事」ってニュアンスだったら確かに経験しないと分からないことも多いなと思います。

こんなにも過去は鮮やかに
確かなものとしてそこにある
確かに僕はやっぱりずっと
不確かな今が好きだ

世の多くの人と同じように(と、思いたい)黒歴史を抱える身としては確かな過去が消えてしまえばいいなんて思うこともしばしば(笑)
なので、不確かな今が好きって気持ちには共感します(歌詞の意図とはちがうだとろうけど)。
過去よりも今や未来に希望を持ちたい。

・・・そんな私の希望はさておき。

着てるもの全部脱いでプールに飛び込むっていうのは比喩表現でもあるのかなぁって思います。
服は社会のしがらみやレッテルを表すんだとしたら、大人になるほど脱ぎ捨てるのは難しくなる気がしますね。

そんな主人公がプールで見たものが猫の爪みたいな細く尖った細い月。

ポキりと折れてしまいそうな繊細さも感じるし、猫の爪みたいに隠された武器の様な印象も受けます。

色んな捉え方ができる曲が私好みなんだなぁって改めて思います。

それに、ロックなアレンジに二胡?が加わる事で一気にオリエンタルな雰囲気が加わって、中華ぽいところも食指を動かされるし、韻を踏んだ様な歌詞もたまらんのですたい。

好きなツボがいっぱいあって困っちゃいます。

ちょうど明後日は新月みたいなので、今夜は猫の爪みたいな下弦の月が楽しめてマッキー日和じゃないでしょうか。

部屋に温泉付きの旅館とかでマッキー聴きながら温泉に浸かって月を眺めたいなぁ。
想像するだけならタダですからね。妄想するだけでちょっぴり幸せな気分になります。


そうそう。
中途半端ですが、明日から1週間夏休みに突入させていただきます。
次回は8月16日(月)あるみ支店での更新です♪

それでは暑い夏を元気に乗り越えましょう!