TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

09. 虹⾊の未来

冒頭のコーラスが印象的で、コンサートで歌ったら盛り上がること間違い無し。

Orange Colored Sky とか理由みたいなカッコいい曲です。

この曲にも東京Daysを思い出させる歌詞が仕込まれてますね。


さて。
タイトルに「虹色」とあるからLGBTQの歌と思われるかも知れないけど、それに限らない多様性を歌った曲なのだそう。

男の子は青で
女の子はピンクとか
それは誰が決めたの
そうじゃなくちゃダメなの?

私も幼い頃・・・いや数年前までピンク苦手でした。

茶色とか緑が好きで、本当お前は木か?と突っ込まれそうなコーデが多かったな(笑)

なんでだろう?と、今思えばその理由は何となく分かりました。

ここ最近はピンクの服もたまに手にとるようになったんですが、
どうやらピンクには女性ホルモンの分泌を活性化させる効果があるらしく、それを着たいと感じるのは、身体がもっと活性化させなきゃと知ってるからなのかも知れません。

確かに、ピンクは女の子を可愛く見せるし、青は男の子をかっこよく、誠実に見せてくれます。

好きな色と似合う色は違うというけど、好きな色と求められるカラーも人それぞれ。

洋服は好きな色を着たら良いと思うのですが、トイレのマークは赤と青(もしくは黒)じゃないと困る(間違えそうになる)のも事実でして・・・(みなさんもですよね?と同意を求めてみる)

型にはまる生き方も、自分の本当の心に従って生きることもどちらでも本人が良いように生きられる世界になったら素晴らしいですよね。

常識なんていつも
アップデートのたびに変わる
そんなものに自分の心を
添わすなんて意味がない

力強い言葉。

だけど、Counting Blessingとは逆の事歌っているような気がします。

うーん良く咀嚼したら逆ではないのかな?
そんな気もしなくもないけど・・・

この二曲が並べて配置されてる事で、主人公の葛藤具合が際立っているようにも思います。

常識に囚われずに自由に自分らしく生きたいとささやかな希望をもっているけれど、誰よりも常識という枷に主人公か囚われてしまっているようで、じっくり詩の世界を考えると深みにハマりそう。

冒頭の歌詞も「男の子」が先にでてきてるでしょ?
大抵の日本語は偉い(と思われている)方が先に出てきません?男女しかり、左右しかり、主従も夫婦もそう。

どちらを先に書くか選択肢は2つしかないから歌詞の中ではたまたま"男の子の青"が先に書かれただけかも知れませんし、主人公や作詞したマッキーが男の子目線だからかも知れませんが、もしここを意図して"女の子のピンク"が先に書かれてたら私のこの曲に対する印象はだいぶ変わってたんじゃいかと思います。

常識と言う枷に無意識が繋がれたままだと、自分らしくあろうと思うほど辛くなるのではないかと心配してしまいます。


ライトに聴いてライブでノリノリになる・・・と言うのがこの曲の楽しみ方といて良いのかも知れません。

私はそんなスタイルで聴いていこうと思います。