TwinTowerTours (m)

ももた支店:槇原敬之さんのほぼ全曲レビューという名のただ語りたいだけ-なブログをを相方さんとしております♪

11.尼崎の夜空を見上げて

オチ前に据えられているのがこの曲「尼崎の夜空を見上げて」

このアルバムではアルバム名と同じタイトル曲はありませんが、1曲目の「いつでも帰っておいで」とこの「尼崎〜」のどちらかは「LIFE IN DOWNTOWN」とつけられててもおかしくないそんな下町の風景を切り取った曲です。

(なので、ももた的にはここまでがアルバム本編で、次のココロノコンパスはマッキー からの追伸メッセージ的な曲って思ってます)


尼崎はマッキーにとっても懐かしい土地だと言っていたような記憶があったので、ちょいとググってみましたら、NeowingでLIFE IN 〜特集された時のインタビューがヒットしてきました。

リリース当時も読んだと思うんですが、記憶が間違って無くて良かった。小さい頃は夏休みとか冬休みとかご親戚のお家に行ってたんですね。
リンクは貼りませんが気になる方は検索してみてください。

星の光はハワイ島に行った時に感じたことをモチーフに曲を作りたかったというお話も書いてありました。前のレビューでイメージされる場所にハワイ島をあげたけど私の記憶の奥底にこのインタビュー記事が残ってたのかも)


さてさて。
この曲では槇原少年の思い出が詰まっているのでしょう。寅さんとかの邦画を見ている様な昭和の香りがまたもや漂って参ります。

1番では銭湯がモチーフになってて、マッキーファンなら「銭湯を舞台にした名曲といえば?」と聞かれたら神田川ではなく、尼崎の夜を見上げてに 一票を投じて欲しいところ。
ありそうでなかなか無い、本人以外は心温まるどころか、肝冷えのエピソードが綴られてます。


2番は布団に入ったところにシーンが移り、時系列になってるところも、ももた好み。

高速道路をトラックが

・・・と、好きな表現を紹介しようと書きかけて気がつきました。

『この2番全部引用する事になる』

他の曲もそうなんですけどね、捨てるワードがひとつもない。余すとこなくマッキーワールドです。
怪獣の悲しそうな声、そして胸の灯火と比喩表現が2つ立て続いていて、そのどちらも聞いたらそうそう!と思うのに、そこをこう表すか!ってカーンときます。

アレンジも独特なんですよね、バンジョー(?)が刻むリズムに、ホーンセクションやら電子音やらたくさんの音がスイングするように加わって、小さい頃見たサーカスのようなそんなワクワク感が広がっていて聴いてるとステップを踏みたくなる感じ。


なんだかこの曲を聴いてるとお風呂で聴きたくなって(チキンライスに続いてツインタワーズ揃って単純です)iPhoneに入ってるマッキーの曲をそれこそワクワクしながら流してみたんですけど、ダメですね。音がね、ガチャガチャするんです。

お風呂で歌うと上手く聴こえるって言うけど、すでに完成された音楽を聴くのには全く適していませんでした。

やはりマッキーの歌はフェスティバルホールで聴くのが最高です。

しかし贅沢は言いません。

他にも良いホールは全国各地にあるので、また何処かでライブに参戦できると良いなぁ。
そう願いながら本日は締めたいと思います。